波乱万丈も85年を過ぎました。上の写真、たいへん懐かしいです。農に明け暮れ、農に葛藤し、『農とは…。』最後にかっこよく語るつもりでしたが…、高層ビルで作物が生産され、宇宙でもそれが計画される今、また、自然が怒涛の猛威をふるう今、農の役割がわからなくなりました。『農とは』、あの世で見つけることにしました。あとしばらくのお付き合いのほどをお願いします。

　さて、このコロナ禍、不安でいっぱいですが、85歳が心配しても微力を尽くそうにも到底及ぶものではありません。只々、食べてもらうお米を黙々と作るだけです。お米の歴史は、人々の幾度の苦境とも共に歩んできています。お米の力、信じます。

　現在、当方の身近なお百姓さんが作った富山県産100%のこだわり抜いたお米を取り扱いしております、どれもお百姓さんの努力と、自然と大地のありがたみを少し感じてもらえるお米です。どうか、ご賞味願います。また、ご注文をいただいてから精米しますので、健康をお気遣いの方はお好みの白度をご指示下さい。